資源を大切に・・・腋フェチの歴史を少し知ってください

みなさんこんにちは。
2000年3月3日にダイヤルアップで作成したHP、腋研から始めて、もうすぐ9年が経とうとしています。
すっかりインターネットも普及して情報化は隔世の感があります。
よく9年もHPがあるなと思いますが、なくなってしまったフェチサイトも数知れずあり、残念な限りです。
そんな中、新しいフェチの方も相当多く、また信じられないような横柄で自分勝手な要求、考え方をする方も
後を絶たず、なんというかネチケットという言葉すらないがしろになってしまったので、
あらためて経緯というか、いろいろ予備知識を持ってもらえればと思います。

 この業界(笑)まだ銀塩カメラばかりで、デジタルカメラといえば100万画素がせいぜいで
一枚撮ったら記録に5秒くらいかかっていたころに、業界カメラマンと思しき「michelさん」がデジタルカメラで
撮った杉村陽○さんはじめ有名無名問わずRQの鮮明な腋写真を集めたHP、「michel's home 2000」を
運営されていたのが画像系の最初です。1999年ごろ腋とか、フェチとかで検索をすると、
tenryuさんのBBSしかhitしなかったころです。
nickyさんはtenryuさんのBBSの常連さんでした。つり革で有名なFOXさんもここの常連です。
つり革は今やったら間違いなく迷惑防止条例物で
非常に貴重だと思います。

 で、そのころからずっと、「腋画像やフェチ画像は撮影者、スキャン提供者が趣味で行っているもの」でした
それにたいする口汚い批判もよくあることでした。ただ非常に少なかったです。
 画像掲示板となると最初のころは見ている人も少なかったので、好意的な広場であったのですが、
ネット人口が加速度的に広まるにつれて、考えの違う人も増えることが予想されました。
「ROM専」「クレクレ君」が爆発的に増え始めたのです。
michelさんが仕事に支障をきたしかねなくなったためHPを閉鎖し、画像掲示板が中心となり、
オリジナル画像のHP運営=クレクレとの対応に
集中していきます。
彼らは最初は珍しいので喜んでいるだけです。
しかし時間が経つにつれ、要求は加速度的にエスカレートします。
最後は「俺のために機材を買ってオリジナル画像を撮って来てただで見せろや。
もちろん経費リスク全てお前もちでな」
こうなります。
そしてお決まりのように「つまんねー画像貼るなボケが」となって行きます。
画像がつまらないのではなく、見飽きただけです。まあ当然こんなこと言う位だから世界は自分中心です。

こういう人に何いっても無駄だし、荒れるので最初はPW制を導入しました。
しかしちょっと問題のある人がいて、PW発行を断った人が一人だけいました。tenryuさんとこでも
跋扈していた有名なクレクレです。なんでもタダで手に入れないと気がすみません。
平気で「クレクレ」「ミセロミセロ」としつこくKYな書き込みをする人でしたが、
さすがに腹に据えかねたのでPW発行を断ったところ、この人物と思しき人間が
他の掲示板でたたきを始めたのです。
敵は一人しかいないのでバレバレだったので放置していましたが、腋研の名前を出して執拗に
叩きをしていたので、頭にきて閉鎖しました。
なぜ趣味でやっていることを閲覧制限するからと文句を言われなければならないのか?
あとでこの事実を話したとたん叩きはなくなったのですが。
まさか断られたのが自分ひとりだとは思わなかったのでしょう。

なぜこんなことで怒るかというと、HP運営というのは「人が来れば来るほど金(鯖代)がかかる」
からです。
画像掲示板のサーバー、例を挙げればふぇちねっとさんのページは、失礼を覚悟で申し上げれば
毎月10万円かかっていました。
それでも重かったのはご承知のとおりです。不平と賞賛どっちが多かったでしょう?
アダルトOKのレンタルサーバーがほとんどないので、どうしても高額になります。
最近でもこの金額ですから、2002年ぐらいになると30万以上かけている掲示板もざらでした。
2chほどメジャーになると広告費でまかなえますが、ほとんどは鯖代に消えます。
どこからかその運営費を捻出するか、HPを軽くして(人気をなくして)鯖代を抑えるかしないと
破産してしまいます。
そこまでがんばって、趣味で新しいカメラを買って面白いものを工夫して、
「ただで見せないからあそこは糞」
「既出拾いでつまんねー」
お金を取れば
「客が文句を言うのは当たり前だアフォ」
「ブス。つまんねー」
結局こういう結論で延々ループします。

腋を撮れる撮れないはイベント次第で、偶然の産物がほとんどなのに
いつの間にか撮った人間の責任になるのです。

1年や2年ならともかく、5年10年とやってられないし、掲示板になると荒らし対応という仕事がひとつ増えます。
だから、フェチの無料HPは3年で消えるのです。

やらないから苦労がわからないクレクレたちは未来永劫文句だけを言い続けます。
良識ある人がどこかに集えば、ゾンビのようにクレクレも集まってきて結果は荒れます。

今のイベントに行けばわかりますが、もうコスチュームは露出がないし、有名なRQさんもいないので
私はもう撮っていません。したがってビデオもなくなる一方です。
なんでも見飽きたクレクレは撮ったところで「つまんない」と文句を言うに決まっているからです。
私の責任にされてはたまりません。

そのうちクレクレが文句だけを言い続けることになるでしょう。
あるうちが華。なくなったらどうやっても見れないのに「出てくるのが当たり前」になっている。
もう少し空気読んだほうがいいと思いますが、ADSLが当たり前の人たちはわからないことですから、
書いておいたほうがいいと思いました。
デジタル一眼や小型ビデオカメラの進化で、イベントは展示会ではなく、機材のテストの場に
なってしまいました。ピントもこないのに3cmまでカメラを近づけて腋や胸を撮っている人もいます。
照明は距離が必要なのに、接写して、真っ白で広角の醜い映像になっているし、液晶丸見えだし。
デジタル一眼は同じ画像ばかり数千枚も連写して、何がしたいのかわからない。
当然ですが、こんな撮影が横行しているので、運営も地味になっていくと思います。
ちょっとHな撮影をついでにノリで、というのが私の好むスタイルなのですが、もうそんなことは
怒号にかき消されて無理です。一日中大きな荷物を積み、陣取ってブースから動かない人たちもいます。
こんな必死な人たちばかりではHPだけでなく、いずれ画像も見れなくなります。

最後は、あなた自身も自慢のカメラで撮影できなくなるんですよ。

すこしだけ、大事にする気持ちになっていただけたでしょうか?

ap 2007/11/26